
家庭菜園でトマトを栽培していると、まるで大きな窓が開いたように変な形に育ってしまうことがありますよね? これは「チャック果」「窓あき果」と呼ばれる症状です。見た目も悪いですし、できれば避けたいところです。
今回は、チャック果・窓あき果を防ぎ、トマトを元気に育てる方法をお伝えします。
概要
トマトのチャック果・窓あき果とは、花芽分化する時の障害によって発生する症状です。
トマトの花が分化する時、極端な低温や高温にあたると、うまく分化することができず、雄しべと子房が癒着した状態で発育することになります。そうなると出来るのがチャック果・窓あき果です。
軽症の場合にはチャック果、重症化すると窓あき果になります。

この花器が分化する時に起こる障害は、カルシウム欠乏が原因ともいわれています。
また、夜間の温度が13℃を下回ると発生しやすいと言われていたり、土壌の極度の乾燥や窒素過多などで、カルシウムの吸収が阻害されると発生しやすいと言われていたりします。
そのため、適切に肥料や水をやることが何より大事です。
被害
果実の表面にチャック状の痕ができるのが特徴です。さらに症状が重い場合には窓あき果となり、裂けた果実の内部が露出することもあります。

こうなると、商品価値はほとんどありません。ただ、食べるうえでは特に問題ありませんので、自家用として美味しくいただくのがいいかもしれませんね!
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予防
では、トマトのチャック果・窓あき果を防ぐためには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか? 詳しく見ていきましょう!
1.窒素過多を避ける
肥料のバランスが悪いとチャック果・窓あき果を引き起こす原因になります。窒素過多にならないよう、肥料のバランスには十分気を付けましょう。
2.シルバーマルチを敷く
畑の土が乾燥しすぎているのも、チャック果・窓あき果の引き金になる可能性があります。そこでシルバーマルチを敷いて、土が過度に乾燥するのを防ぎましょう。虫よけや病気の予防も期待できるのでおすすめですよ!
3.夜間の温度に気を付ける
トマトを施設栽培している場合には、夜間の温度が13℃以下にならないよう保温するのがポイントです。
4.高温に注意する
ファースト系トマトを栽培している時には、高温になりすぎないように注意してくださいね!
対策
特に対策はありません。チャック果・窓あき果が起こらないように、しっかり予防しましょう!
まとめ
なんだか見た目が悪く「もしかしたら病気かも?」なんて考えてしまいがちなチャック果・窓あき果。ただ、病気になっているわけではありませんし、自家用として食べるなら特に問題はありません!
ただ、「売り物にしたい」「誰かに渡したい」となったら、さすがに無理ですよね? 今回紹介した予防法をしっかり守れば、チャック果・窓あき果を減らすことができずはず。ぜひ試してみてくださいね!
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