いちご|葉を食べる厄介な存在|ガの幼虫類

冬から秋にかけて栽培されることが多い「いちご」。いちごの葉っぱを観察すると、何かに食べられた跡を発見することがあると思います。これは、厄介なガの害虫の仕業かもしれません!

今回は、このガの幼虫の食害からいちごを守り、元気に育てる方法をお伝えします。
(虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意ください!)

概要

いちごの葉っぱを食べてしまうガの幼虫には、さまざまなものがあります。

代表的なところでは、ハスモンヨトウ、ヨトウガ、タバコガ、オオタバコガなどがいます。これらの幼虫が、葉っぱや、実、茎などを食害します。

ガの幼虫によって食害されたいちごの葉っぱ

気が付けば、葉っぱが大量に食べられていた!…なんてことも。露地栽培では主に4~12月ごろに発生。施設内では12月以降も現れ、3月までずっと被害が続く可能性があるので油断大敵です!

被害

ガの幼虫にやられたいちごは、葉っぱを食い荒らさ、光合成が阻害されてしまいます。これでは元気ないちごを収穫することはできません。

ガの幼虫は、夜に活動していることが多いため、見つけるのは簡単ではありませんが、こまめに畑を見回り、被害を少しでも食い止めたいところです!

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予防

では、ガの幼虫の被害を未然に防ぐためには何をすればいいのでしょうか? 詳しく見ていきましょう!

1.目合い0.6mm以下の赤色ネットで侵入を防ぐ

ガの幼虫が発生するのを防ぐには、まず成虫が産卵するのを防ぐことが大事です。そこで、防虫ネットを使用するのがおすすめ。目合い0.6㎜以下の極小網目の防虫ネットを使えば、その他の害虫も含めて侵入を防ぐことができます。

赤色ネットを使うとアザミウマの眼からは内側の植物が見えなくなるため、同時に予防するのであれば、赤色のネットを使用するのがおすすめですよ!

2.枯れた葉や古い葉を取り除く

ガの幼虫は通気性が悪いと発生しやすくなります。そこで、枯れた葉や古い葉をこまめに取り除き、通気性の良い状態を保つようにしましょう。

対策

次に、ガの幼虫が発生した時には、どのような対策を講じるのがいいのでしょうか? 幼虫を見つけたら、以下の2つの方法で撃退するようにしましょう!

1.見つけ次第、捕殺する

ガの幼虫を発見したら、こまめに駆除しましょう。葉などを傷つけないように丁寧に手で取るのが一番です。

ヨトウガやハスモンヨトウの幼虫は、昼間は土中に潜っていることが多いです。そのため、株周辺を掘って見つけるのがポイントですよ!

2.農薬を使う

家庭菜園をしている方の中には「農家さんが使う農薬はできるだけ避けたい」という方も多いでしょう。そんな方は、以下の薬剤を使うのがおすすめです。

有機栽培でも使用されるもので、自然界にいる天然微生物の力で、害虫に効果を発揮するのが特徴です。よければ一度試してみてくださいね!

また、プロの農家さん向けの薬剤を使うのであれば、以下のような農薬があります。

ポイントは、薬剤への耐性が低い幼齢幼虫の段階で散布すること。特に葉っぱの裏側に寄生するので、葉の裏にまんべんなく薬剤がかかるようにしましょう。

これらの農薬を散布する際には、必ず他の系統とローテーションし、耐性の発達を抑えるように注意してくださいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか? ガの幼虫による葉っぱの食害は、いちごを育てるうえでかなり厄介な存在です。まずは、防虫ネットなどで早めに対策を練っておくことが大事。そして、発生しやすい時期にはこまめに畑を見回るようにしてください!

一番の対策は、見つけ次第、駆除すること。それでも対策が追いつかないようであれば、早めの段階で農薬を使用するのも有効な手立ての一つでしょう。上手く対処して、ぜひ元気ないちごを育ててくださいね!

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