
冬から秋にかけて栽培されることが多い「いちご」。葉っぱを見ていたら「あれ?なんだかいつもより緑色が薄いな」と感じたことはありませんか? もしかしたら、それは「鉄欠乏」の重要なサインかも! そのまま放っておけば、新芽の生育が遅くなったりする可能性があります!
今回は、鉄欠乏を防ぎ、いちごを元気に育てる方法について詳しくお伝えします!
概要
いちごは、鉄欠乏の症状が現れると、葉の緑色が薄くなります。その一方で、葉脈の緑は残るのが特徴です。

特に、新葉に発生しやすいので、注意深く観察してみてくださいね!
鉄欠乏の主な原因は、微量要素が畑の中に足りないこと。土壌のpHや他の肥料成分とのバランス、日照不足などによって、植物に吸収されにくくなっていることが考えられます。
土壌のpHがアルカリのとき、もしくはマンガン、銅、亜鉛などの重金属類過剰のときに発生しやすいです。
被害
鉄欠乏の症状が進んでいくと、葉脈の部分を残して葉が黄色になっていきます。

そして、新葉の色が薄くなり、生長が抑制されます。ただ、ねじれが起きたり、生長が完全に止まってしまったりすることはありません。
>>もしかしたらと思った方はこちら!かんたんAI診断(無料)
予防・対策
いちごに鉄欠乏の症状が現れたら、どのように対策すればいいのでしょうか? 以下で詳しく見ていきます。
1.様子を見る
まずは症状が悪化するかどうか、そのまま様子を見てください。しばらくすると症状が改善していくこともあります。
2.土壌のpHを下げる
土壌のpHを下げて「アルカリ性」から「酸性」に変えるため、硫安や硫加などを撒いてください。
ただ、うまくやるにはかなりのノウハウが必要です。作業の際は「窒素過多」や「カリ過多」に十分注意すること。慣れていなければ、まずは1のように様子を見るのが良いでしょう。
ちなみに、事前に石灰を撒いていた場合には、その量が多かったために土壌がアルカリ性になりすぎた可能性があります。
土壌がいったんアルカリ性に傾くと、酸性に戻すのはかなり難しいです。そのため、石灰を撒くときは量に十分注意するようにしてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか? 畑づくりの際、「たっぷりと石灰を撒いた」という人は、鉄欠乏に陥りやすいので、普段からしっかりといちごの葉を観察してみてください。
そして、「いつもに比べて色が薄いな」と感じたら、鉄欠乏の可能性大! まずは様子を見てみて、それでも症状が改善されないようなら、土壌をアルカリ性から酸性にする資材を使うことも検討してみてくださいね!
写真から病害虫・生理障害を自動診断!
「いちごを植えたが、いつの間にか枯れてしまった」。そんな時、じつは病害虫の被害に遭っていたかも(>_<) 早めに対策していれば、無事に収穫までたどり着けたかもしれません!
鉄欠乏にも、いちごには多くの病害虫や生理障害があります。判断に迷ったら、スマホで写真を撮るだけで、病害虫と対策がすぐ分かるアプリ”SCIBAI- サイバイ-”を無料ダウンロード!いちごをもっと元気に育てましょう。
AI診断は11種類の作物に対応。さらにアプリを使うみんなのSNS投稿では、育て方のヒントが盛りだくさん!お悩み相談もできます。
