
家庭菜園できゅうりを栽培している際、「あれ?なんだか変な斑点が出てきた!」という経験をお持ちの方はいませんか? もしかしたらそれは「炭疽病」が発生したのが原因だったかもしれません!
炭疽病は、湿度が高い梅雨時期などに多く発生する病気です。「気が付いた頃には菌がまん延していた!」なんてことも。しっかりと対策を講じたいところです!
今回は、きゅうりの株を枯らす「炭疽病」の発生を防ぎ、元気に育てる方法について詳しくご紹介します。
概要
炭疽病とは、かびの一種である「Colletotrichum orbiculare」によって引き起こされる病気です。
この菌は、多くのウリ科植物に感染することが知られています。周りにウリ科の野菜をたくさん栽培している場合は、特に注意が必要です!
病気が多発しやすいのは、6月頃から秋にかけて。高温・多湿の条件が揃っている時を好むのが特徴で、特に雨が長く続いた時に多く発生します。

また、土壌や感染した作物の残さと共に冬を越し、次の年にまた発生源となるところも注意すべきポイントです。
どちらかといえば、露地栽培のきゅうりの多く発生し、施設栽培ではあまり見られない病気ですね。
被害
炭疽病を発症したきゅうりの葉には、黄褐色の丸みを帯びた斑点ができます。これが徐々に古くなっていくにつれて縁が褐色になり、中央が白っぽく変わっていきます。
古い病斑は破れやすいため、穴が開いていることもあると思います。また、きゅうりの実には、丸くて深くくぼんだ黄褐色の斑点ができます。

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予防
炭疽病の被害を防ぐためには、しっかりと予防をすることが大事です。具体的には、以下の3つのポイントに気を付けて対策するのおすすめですよ!
1.枯れた葉や古い葉を取り除く
病気を引き起こすカビは、通気性が悪いと発生しやすくなります。そこで、きゅうりの枯れた葉や古い葉をこまめに取り除き、通気性の良い状態を保つようにしましょう。
2.シルバーマルチを敷く
シルバーマルチを敷くことで、地面からの水はねを防ぐことができます。同時に、虫を遠ざける効果も期待できるのでおすすめですよ!
3.土壌消毒を行う
過去に炭疽病が発生した土壌には、どうしても原因となる菌が残っています。そこで、太陽熱などを利用してしっかりと土壌消毒を行うようにしましょう!
対策
炭疽病が発生してしまったら、どのように対策を講じればいいのでしょうか? 具体的には、以下の2つの方法で対策するのがおすすめです!
1.感染源を取り除く
炭疽病が発生したら、それ以上広げないように対策することが先決です。炭疽病を発症した葉っぱは、周りの感染源になりますので、すみやかに取り除くようにしましょう。
2.農薬を散布する
被害が広がって大変なことになりそうなら、早めの農薬散布を検討しましょう。なお、薬剤を使う際は、必ず他の系統とローテーションして耐性菌の発生を防ぐようにしてくださいね!
・予防・治療効果がある農薬
・予防効果のある農薬
まとめ
炭疽病の対策は、マルチを張ることで土から菌が飛んでくるのを防ぐことがポイント。少しでも菌が広がらないように対策を練るようにしましょう。また、もし斑点などを見つけたらすぐに取り除くことも大事です。
無農薬にこだわりがないのであれば、農薬で早めに治療することも念頭に置いておきましょう。雨が多くて心配な梅雨の時期などは、予防効果のある農薬を早めに散布して対策しておくといいかもしれませんね!
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