
家庭菜園でブロッコリーを育てていたら、葉っぱの縁が黄色くなり、V字型に枯れてきてしまった!…なんてことありませんか? こんな症状を見つけたら、細菌の一種が引き起こす病気「黒腐病」のシグナルかもしれません!
今回は、黒腐病の発生を防ぎ、ブロッコリーを元気に育てる方法について詳しくご紹介します。
概要
黒腐病は、細菌の一種である「Xanthomonas campestris」によって引き起こされる病気です。
栽培の全期間を通して発生しますが、特に秋に発生が多くなるのが特徴です。

葉の縁にある水孔や、虫に食害された傷などから侵入し、植物体内に広がっていきます。なかでも窒素過多の時に発生しやすくなるのがポイントです。
被害
黒腐病が発生すると、はじめに葉の縁が黄色くなっていき、そのうちこれが拡大して、黄褐色のV字型の病斑が出てきます。
虫の食害の痕から黄色くなった場合も、次第にV字型の病斑へと拡大していきます。

また、黒腐病がブロッコリーの花蕾に発生する場合には、黒く変色してしまいます。
こうしたひどい状況にしないためにも、事前にしっかりと対策を練っておきましょう!
>>もしかしたらと思った方はこちら!かんたんAI診断(無料)
予防
黒腐病の被害を防ぐためには、しっかりと予防をすることが大事です。具体的には、以下の3つのポイントに気を付けて対策するようにしましょう!
1.無病苗を使用する
そもそも苗の段階から病気を持っていては、対策を立てても仕方がありません。まずはきちんとした苗を購入すること。病原菌を持ち込まないことが大事です。
2.枯れた葉や古い葉を取り除く
病気を引き起こす細菌は、通気性が悪いと発生しやすくなります。そこで、枯れた葉や古い葉をこまめに取り除き、通気性の良い状態を保つようにしましょう!
3. 肥料過多を避け、施肥量を調整する
肥料は多すぎても少なすぎてもいけません。窒素が多くなると病気の発生が増えますので、特に病気が発生しやすい時期の追肥は、ブロッコリーの成長をきちんと見ながら適切に行うようにしましょう。
対策
黒腐病が発生してしまったら、どのように対策を講じればいいのでしょうか? 具体的には、以下の2つの方法で対策するのがおすすめです!
1.病斑が発生した部分を除去する
黒腐病の病斑が出たら、それ以上拡大させないためにも、病気が出た葉はすべて取り除いてください。
2.農薬を散布する
被害が広がって大変なことになりそうなら、早めの農薬散布を検討しましょう。
予防・治療効果を発揮する「カッパーシン水和剤」や「コサイド3000」、予防効果のある「Zボルドー」などを試してみるのがおすすめです。
なお、薬剤を使用する際は、必ず他の系統とローテーションすることを意識し、耐性菌の発生を防ぐように心がけてくださいね!
まとめ
黒腐病の対策は、きちんと管理された苗を使うこと。あとは、細菌を増やして被害を拡大させないために、風通しを良くすることも大事です。
無農薬にこだわりがないのであれば、農薬で早めに対策することも念頭に置いておきましょう。予防効果のある農薬を散布して対策しておくといいかもしれませんね!
写真から140種類以上の病害虫・生理障害をAI自動診断!
「野菜を植えたけど、いつの間にか枯れてしまった」。そんな時、じつは病害虫の被害に遭っていたかも(>_<) 早めに対策することで、無事に収穫までたどり着けるはずです!
黒腐病の他にも、ブロッコリーには多くの病害虫や生理障害があります。
判断に迷ったら、スマホで写真を撮るだけで、病害虫と対策がすぐ分かるアプリ”SCIBAI- サイバイ-”を無料ダウンロード!ブロッコリーをもっと元気に育てましょう。AI診断は11種類の作物に対応しています。
さらに、アプリを使うみんなのSNS投稿では、育て方のヒントが盛りだくさん!お悩み相談もできます。
