
家庭菜園でトマトを栽培していたら、なんだか葉っぱが枯れてきた…! もしかしたらそれは「かいよう病」が原因かもしれません! 病気が悪化すれば、株全体が縮み、そのまま枯れてしまう厄介な病気です!
今回は、トマトを株ごと枯らす「かいよう病」の発生を防ぎ、元気に育てる方法について詳しくご紹介します。
概要
かいよう病は、細菌の「Clavibacter michiganensis」によって引き起こされる、トマトだけに発生する病気です。

発病に最も適した温度は25~28℃。湿度が高い時に発生しやすく、種子伝染、土壌伝染、ハサミなどを介した接触伝染によって広がっていきます。
被害
かいよう病になったトマトは、植物内の組織が壊され、萎縮・枯死してしまう恐ろしい病気です。
初期には葉が脱水症状のようになり、中期になると葉のふちから枯れて巻きあがり、そして最終的には株全体が縮んだような状態になってしまいます。

また、実の方に病気が発生すると、コルク状に盛り上がった斑点が出てきます。縮んた株の維管束は淡褐色に変わり、ひどいときにはコルク状になったり、空洞になったりします。
ひどい状況にしないためにも、事前にしっかりと対策を練っておきましょう!
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予防
かいよう病の被害を防ぐためには、しっかりと予防をすることが大事です。具体的には、以下の3つのポイントに気を付けて対策するようにしましょう!
1.シルバーマルチを敷く
シルバーマルチを敷くことで、地面からの水はねを防ぐことができます。同時に、虫を遠ざける効果も期待できるのでおすすめですよ!
2.土壌消毒を行う
過去にかいよう病が発生した土壌には、どうしても原因となる菌が残っています。そこで、太陽熱などを利用してしっかりと土壌消毒を行うようにしましょう!
3.消毒済みの種子を購入する
そもそも種の段階から病気を持っていては、対策を立てても仕方がありません。まずはきちんをした種や苗を購入すること。病原菌を持ち込まないことが大事です。
対策
かいよう病が発生してしまったら、どのように対策を講じればいいのでしょうか? 具体的には、以下の2つの方法で対策するのがおすすめです!
1.病斑が発生した部分を除去する
かいよう病の病斑が出たら、病気をそれ以上拡大させないためにも、病気が出た葉、実、茎をすべて取り除いてください。
2.農薬を散布する
被害が広がって大変なことになりそうなら、早めの農薬散布を検討しましょう。予防・治療効果を発揮する「カッパーシン水和剤」や「マイコシールド」などを試してみるのがおすすめです。
なお、薬剤を使う際は、必ず他の系統とローテーションして耐性菌の発生を防ぐようにしてくださいね!
まとめ
かいよう病の対策は、しっかりと土壌消毒をし、きちんと管理された種子を使うこと。あとは、水はねによる感染を防ぐためにマルチを活用するのも良さそうです。
無農薬にこだわりがないのであれば、農薬で早めに対策することも念頭に置いておきましょう。予防効果のある農薬を散布して対策しておくといいかもしれませんね!
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