
家庭菜園でトマトを栽培していると、葉っぱに茶色の斑点のようなものが出てくることがあります。こんな症状を見つけたら「輪紋病」を疑ってみた方がいいかもしれません!
今回は、乾燥が続いている時に発生しやすい輪紋病の発生を防ぎ、トマトを元気に育てる方法について詳しくご紹介します。
概要
輪紋病とは、カビの一種である「Alternaria solani」による病気のこと。実は「じゃがいも夏疫病」や「ナス褐斑病」などを引き起こす病原菌と全く同じなんです!
輪紋病は、トマトの葉、実、茎などの株全体に発病します。高温で乾燥している時に発生しやすく、梅雨明け後から9月頃までに発生しやすいのが特徴です。

ちなみに病原菌は、発病した株の残さとともに土の中で冬を越します。そして、翌年には発生源になり、再び悪さをするという厄介な病気です!
被害
輪紋病を発病した葉には、褐色の輪紋状の斑点が現れ、葉の縁から広がっていきます。そして、病斑は徐々に拡大し、古い部分が灰褐色になります。
湿気が多い時には、斑点の上にビロード状のカビが生えることもあります。
そして、病気の被害が大きくなると、株の下側から葉が枯れ上がってきてしまうこともあるんです!

ここまでひどくならないように、十分に対策したいところですね!
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予防
輪紋病の被害を防ぐためには、しっかりと予防をすることが大事です。具体的には、以下の3つのポイントに気を付けて対策するのおすすめです。
1.ナス科植物の連作を避ける
トマト、ナス、じゃがいも、ピーマンなどは、同じナス科の植物です。これらの野菜を連作するのは避けるようにしましょう。
2.シルバーマルチを敷く
シルバーマルチを敷くことで、地面からの水はねを防ぐことができます。同時に、虫を遠ざける効果も期待できるのでおすすめですよ!
3. 肥料過多を避け、施肥量を調整する
肥料は多すぎても少なすぎてもいけません。窒素が多くなると病気の発生が増えますので、特に病気が発生しやすい時期の追肥は、トマトの成長をきちんと見ながら適切に行うようにしましょう。
対策
次に、輪紋病が出てしまった時にどんな対策があるのかを見ていきましょう!
1.病気が発生した部分を取り除く
輪紋病が発生した葉っぱ、実、茎は、速やかに取り除きましょう。畑にそのまま放置すると感染源になってしまうため、ゴミとして捨てるようにしてくださいね!
2.農薬を散布する
被害が広がって大変なことになりそうなら、早めの農薬散布を検討しましょう。なお、薬剤を使う際は、必ず他の系統とローテーションして耐性菌の発生を防ぐようにしてくださいね!
※なお、トマトとミニトマトでは使用できる農薬が異なるため、くれぐれもご注意ください!
・予防/治療効果がある農薬
・予防効果のある農薬
まとめ
輪紋病の対策として、前年に病気が発生した場所を避け、ナス科の野菜の連作をしないようにしてください。また、窒素過多の状態にならないように肥料に気を付け、もし斑点を見つけたらすぐに取り除くことも大事です!
無農薬にこだわりがないのであれば、農薬で早めに治療することも念頭に置いておきましょう。乾燥が続いて心配な時期などは、予防効果のある農薬を早めに散布して対策しておくといいかもしれませんね!
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