トマト|灰色の斑点が病気のシグナル|疫病

家庭菜園でトマトを栽培していると、葉っぱに灰色の斑点のようなものが出てくることがあります。こんな症状を見つけたら「疫病」を疑ってみた方がいいかもしれません!

今回は、湿気が多い時期に発生しやすい疫病の発生を防ぎ、トマトを元気に育てる方法について詳しくご紹介します。

概要

疫病は、カビの一種である「Phytophthora infestans」によって起こる病気です。トマトの葉、実、茎などの株全体に発病します。

疫病が発生したトマトの株

15~20℃程度で、湿気が多い時に発生しやすく、露地栽培では梅雨や秋雨などの雨の日が多い時期に多発するのが特徴です。そもそも発病した苗を持ち込まないことも重要なポイントになります!

被害

疫病が発生したトマトの葉っぱは、まずはじめに不規則な灰緑色の斑点が出てきます。これが次第に拡大し、暗褐色の大型の病斑となっていきます。

病気が進行して葉っぱが灰色に

湿気が多い時には、発病した部分に白いカビが発生することも。やがて葉っぱが茶色に変色し、乾いたり、巻いたような形になったりします。

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予防

疫病の被害を防ぐためには、しっかりと予防をすることが大事です。具体的には、以下の4つのポイントに気を付けて対策するのおすすめです。

1.ナス科植物の連作を避ける

トマト、ナス、じゃがいも、ピーマンなどは、同じナス科の植物です。これらの野菜を連作するのは避けるようにしましょう。

2.シルバーマルチを敷く

シルバーマルチを敷くことで、地面からの水はねを防ぐことができます。同時に、虫を遠ざける効果も期待できるのでおすすめですよ!

3. 肥料過多を避け、施肥量を調整する

肥料は多すぎても少なすぎてもいけません。窒素が多くなると病気の発生が増えますので、特に病気が発生しやすい時期の追肥は、トマトの成長をきちんと見ながら適切に行うようにしましょう。

4.安全性の高い薬剤で予防する

予防効果があり、オーガニック栽培にも使用される安全性の高い薬剤「サンボルドー」を使うのがおすすめです。ただし、トマトとミニトマトでは使用できる薬剤が異なるため、くれぐれも注意してくださいね!

対策

次に、疫病が出てしまった時に対応策について見ていきましょう!

1.疫病が発生した部分を取り除く

疫病が発生した発生した葉っぱや実、茎は、速やかに取り除きましょう。もし取り除いても進行が止まらない場合は、株ごと取り除くようにしてください。

2.農薬を散布する

被害が広がって大変なことになりそうなら、早めの農薬散布を検討しましょう。なお、薬剤を使う際は、必ず他の系統とローテーションして耐性菌の発生を防ぐようにしてくださいね!

※なお、トマトとミニトマトでは使用できる農薬が異なるため、くれぐれもご注意ください!

・予防/治療効果がある農薬

・予防効果のある農薬

 

まとめ

疫病の対策として、前年に病気が発生した場所を避け、ナス科の野菜の連作をしないようにしてください。また、窒素過多の状態にならないように肥料に気を付け、もし斑点を見つけたらすぐに取り除くことも大事です。

無農薬にこだわりがないのであれば、農薬で早めに治療することも念頭に置いておきましょう。雨が多くて心配な時期などは、予防効果のある農薬を早めに散布して対策しておくといいかもしれませんね!

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