タマネギ|黄色いしわに要注意|萎黄病

本州以南では晩秋から春にかけて栽培されることが多い「タマネギ」。その葉っぱを観察していると、表面に細かい黄色のしわが出来てくることがあります。こんな症状を見つけたら、ヒメフタテンヨコバイという虫が媒介する「萎黄病」という病気にかかっている疑いがあります。

今回は、主に3月頃から発生する萎黄病の発生を防ぎ、タマネギを元気に育てる方法について詳しくご紹介します。

概要

萎黄病とは、「ファイトプラズマ(Phytoplasma)」による病気です。聞きなれない言葉だと思いますが、「ファイトプラズマ」とは、植物に寄生 して病害を起こす一群の特殊な細菌のことを指します。

タマネギ以外にも、ネギやニンジン、レタスなど、家庭菜園でもお馴染みの野菜たちを侵すことで知られています。

ヒメフタテンヨコバイという小さな虫によって媒介され、8月~10月に苗に飛んでしたものが原因になることが多いです。

その後、冬の寒さで一旦症状が見られなくなりますが、暖かくなる翌3月頃から野菜の成長とともに病気が現われてくるのが特徴です。

特に乾燥した状態が続くと発生しやすいのでくれぐれも注意してください!

萎黄病が発生したタマネギ
葉っぱが黄色っぽくなり細かいしわのようなものができます

被害

では、次に萎黄病の症状について見ていきましょう!

萎黄病は、3月以降に発生することが多いです。気温の上昇とともに徐々に葉が黄色くなり、その後の生育が悪くなります。葉の表面に細かいしわが発生してきたら、萎黄病が発生している何よりのサインです。

萎黄病が発生したタマネギは、株全体が小さくなり、鱗茎は縦長のビワ玉状になります。こうなってしまうと、丸々と大きく成長したタマネギを収穫するのは難しくなってしまいます。

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予防

では、萎黄病の被害を防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。まず考えたいのが「予防」です。具体的な方法としては、以下の4つがおすすめです。

1.目合い0.8㎜以下の防虫ネットを使用し、侵入を防ぐ

ヒメフタテンヨコバイの体長は3ミリ程度です。そのため、目合い0.8㎜以下の極小網目の防虫ネットを使えば侵入を防ぐことができます。

2.周辺の雑草をこまめに除草する

先ほども紹介した通り、萎黄病はヒメフタテンヨコバイという虫が媒介する病気です。そのため、周辺の雑草をこまめに取り除けば、虫が寄ってくる可能性が低くなり、病気を予防することにつなります。

3.枯れた葉や古い葉を取り除き、風通しを良くする

ヒメフタテンヨコバイが大量発生する原因の一つに、通気性の悪さがあります。そこで、タマネギの枯れた葉や古い葉をこまめに取り除き、通気性の良い状態を保つようにしましょう。

4.木酢液を散布する

ヒメフタテンヨコバイは、木酢液が出す香りが苦手だと言われています。そこで、適度に薄めた木酢液をスプレーなどで散布しておけば、香りを嫌がるヒメフタテンヨコバイが近づきにくくなります。

対策

硫黄病が発生したら、農薬などで病気を抑えることはなかなかできません。主な対策は、これ以上病気を広げないこと。そこで、萎黄病が発生した株を見つけたら、速やかに取り除くようにしましょう。

「もったいない…」と思うかもしれませんが、早めに対処しなければ病気を広げてしまいます。思い切って取り除くのがおすすめですよ!

まとめ

いかがでしたか? 発生してしまうと病気を抑える対策がなかなかないのが萎黄病の怖いところです。春先に発生した株を取り除くという残念な結果にならないように、ヒメフタテンヨコバイの発生源になる雑草をちゃんと取り除いておくことが肝心です。

油断せずこまめな管理をしておけば、きっと春にはおいしいタマネギがたくさん取れるはずですよ!(^^)

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