
トウ立ちしにくい春どり用、暑さに強い夏どり用、秋から冬にかけて収穫できる秋どり用と、うまく品種を選んで作れば、ほぼ1年中栽培を楽しめる「ダイコン」。栄養的に優れていて、煮物や漬物、汁の実、サラダなど、幅広い料理に使われる野菜の代表格です。
そんなダイコンの葉っぱをよく観察してみると、白い筋ができていることがあります。これは「ナモグリバエ」が悪さをしているサインです。
今回は、ナモグリバエの発生を防ぎ、ダイコンを元気に育てる方法について詳しくご紹介します。
(※虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意ください!)
概要
ダイコンの葉っぱを見てみると、なんだか白い筋のようなものができていることがあります。これは、ナモグリバエの幼虫が葉を食害した跡です。

ナモグリバエの成虫は、ダイコンの葉っぱに卵を産み付けます。その卵からふ化した幼虫は、黄白色をしたウジで、葉の内側を食べ進み、幅1~3ミリ程度の白い筋を残します。
主に3月~11月の間に発生しますので、この時期にダイコンの葉っぱを見ると、白い筋に気づくことが多いと思います。
被害
ナモグリバエの幼虫に食べられた部分は、光合成ができなくなります。

1、2か所の食害であれば大した影響はありませんが、多発すると葉の光合成が阻害され、生育不良につながります。しっかりとした予防を心掛けたいところです!
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予防
ナモグリバエの被害を防ぐためには、しっかりと予防をすることが大事です。具体的には、目合い0.8㎜以下の防虫ネットを使用し、侵入を防ぐようにしましょう。
対策
ナモグリバエの被害が発生してしまったら、どのように対策を講じればいいのでしょうか? 具体的には、以下の4つの方法で対策するのがおすすめです!
1.幼虫をつぶす
ナモグリバエの幼虫は、白い筋の先端にいます。そこで、被害が広がるのを防ぐためにも、見つけ次第すぐに潰してください。
2. 幼虫の潜む葉を処分する
上記と同じように、まずは幼虫を退治することが大事です。そこで、幼虫が潜んでいる葉っぱを見つけたら、必ず処分するようにしてください!
3 .天敵を利用する
ナモグリバエの個体がある程度増えてくると、寄生バチなどの天敵が増えてきます。うまく天敵を利用することができれば、自然と被害が減少してくれるかもしれません。
4.農薬を散布する
被害が広がって大変なことになりそうなら、早めの農薬散布を検討しましょう。「ディアナSC」や「プレバソンフロアブル」、「アファーム乳剤」、「プレオフロアブル」などが効果を発揮します。
なお、薬剤を使う際は、必ず他の系統とローテーションして耐性菌の発生を防ぐようにしてくださいね!
まとめ
ナモグリバエは、よほど大量発生しない限り、ダイコンの生育に大きく影響することはないと思いますが、油断せず十分な対策を講じておくのが肝心です。そうすればきっと、美味しいダイコンがたくさん収穫できると思いますよ!(^^)
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「野菜を植えたけど、いつの間にか枯れてしまった」。そんな時、じつは病害虫の被害に遭っていたかも(>_<) 早めに対策することで、無事に収穫までたどり着けるはずです!
ナモグリバエの他にも、ダイコンには多くの病害虫や生理障害があります。
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