
冬から秋にかけて栽培されることが多い「いちご」。その葉っぱをよーく観察してみると、なんだか葉脈のあたりが黒ずんできた…。そんな経験はありませんか? もしかしたらそれは、いちごの葉っぱに寄生して汁を吸う「チャノホコリダニ」の仕業かもしれません!
今回は、このやっかいな害虫「チャノホコリダニ」から守り、いちごを元気に育てる方法をお伝えします。
(虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意ください!)
概要
チャノホコリダニとは、ダニの仲間で、成虫・幼虫がいちごを食害します。
新芽やつぼみなど、成長中の柔らかい部位を狙いうちするようにして寄生し、植物の汁を吸うのが特徴です。
発生しやすいのは一般に5~10月頃だと言われていて、特に夏には被害が多くなりがちです。
成虫の体長は0.2~0.3ミリほど。とても小さいため、肉眼で見つけることはまずできません。アブラムシよりもさらに小さく、なかなかの厄介者です!

いちごの葉っぱや葉の柄の部分に被害が現れてから、「あっ!チャノホコリダニにやられている!」とはじめて分かることも多いですね!
被害
チャノホコリダニによって食害されたいちごは、葉っぱが葉脈に沿って根元のほうから褐色になっていくのが特徴です。

葉の柄には、褐色で網目状の食害の跡ができます。そして、食害がさらに進んでいくと、葉の柄全体が褐色に変わります。また、新芽が奇形になることも多いです。
発見が遅れると大きな被害ができることも考えられますので、常日頃からしっかりと予防に努めることが大事になりそうです!
>>もしかしたらと思った方はこちら!かんたんAI診断(無料)
予防
では、チャノホコリダニの被害を未然に防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。まず考えたいのが「予防」です。具体的な方法としては、以下の2つがポイントになりそうです。ぜひ試してみてくださいね!
1.こまめに水をかける
チャノホコリダニは水が苦手です。そのため、いちごの葉っぱにこまめに水を掛け、適度な湿度を保ってやることが食害を未然に防ぐことにつながります。
2.周辺の雑草を除去する
他の害虫対策と同じですが、チャノホコリダニは周囲の雑草から移ってくることが多いです。そのため、畑の周りの雑草はこまめに取り除くようにしましょう。そもそもチャノホコリダニが増えない環境を作ることが大事ですよ!
対策
チャノホコリダニに食害された痕を見つけたら、これ以上被害が広がる前にしっかりと駆除しましょう!
1.水で洗い流す
チャノホコリダニを取り除くためには、水で洗い流すという方法があります。ダニは水を苦手にしているので、水をかけて退治しましょう!
2.農薬を散布する
被害が広がって大変なことになりそうなら、早めの農薬散布を検討してみるのも一案です。
以下の薬剤は、化学殺虫成分を含んでおらず、ダニの気門をふさいで窒息させるものと、酢のチカラによるものになります。家庭菜園の方でも安心して使えるものなので、ぜひ一度試してみてください!
なお、薬剤を使う際は、必ず他の系統とローテーションして耐性菌の発生を防ぐようにしてくださいね!
まとめ
チャノホコリダニはものすごく小さいため、肉眼ではまず見つけることができない厄介な害虫です。
普段から周囲の雑草を取り除き、こまめに水をかけることで予防に努めることが大事になりそうです。地道に対策をしていきましょう! 厄介な虫と上手に付き合いながらいちごを元気に育てて、家庭菜園を楽しみたいですね!
写真から病害虫・生理障害を自動診断!
「いちごを植えたが、いつの間にか枯れてしまった」。そんな時、じつは病害虫の被害に遭っていたかも(>_<) 早めに対策していれば、無事に収穫までたどり着けたかもしれません!
チャノホコリダニの他にも、いちごには多くの病害虫や生理障害があります。判断に迷ったら、スマホで写真を撮るだけで、病害虫と対策がすぐ分かるアプリ”SCIBAI- サイバイ-”を無料ダウンロード!いちごをもっと元気に育てましょう。
AI診断は11種類の作物に対応。さらにアプリを使うみんなのSNS投稿では、育て方のヒントが盛りだくさん!お悩み相談もできます。
