
ビタミンAやCが豊富な緑黄色野菜として人気の「ブロッコリー」。冷涼な気候を好むことから、真夏をのぞいた春と秋が栽培適期です。家庭菜園では作りやすい夏まき・秋冬採りで育てている方が多いのではないでしょうか?
そんなブロッコリーの葉っぱを観察すると、何かに食べられた跡を発見することがあると思いますが、もしかしたら厄介な害虫「ヨトウムシ」の仕業かもしれません!
今回は、ブロッコリーの葉っぱに被害を与えるヨトウムシの発生を防ぎ、元気に育てる方法について詳しくご紹介します。
(※虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意ください!)
概要
ヨトウムシとは、「夜盗虫」という漢字が使われている通り、 ブロッコリーの葉っぱを夜の間に食害することが多い害虫です。
ハスモンヨトウ、ヨトウガの幼虫のことで、さまざまな野菜の葉っぱや茎、実などを食害します。昼間にはなかなか見つけられないため、気が付けば被害が被害が拡大している!…なんてことも少なくありません。

見つけるのは簡単ではありませんが、こまめに畑を見回り、被害を少しでも食い止めたいところです!
被害
ヨトウムシの被害が発生しやすいのは、4~12月です。寒い冬の時期を除き、かなりの長い期間注意しなければいけないのが厄介ですね!

ヨトウムシにやられたブロッコリーは、葉っぱを食い荒らさ、光合成が阻害されてしまいます。これでは元気なブロッコリーを収穫することはできません。
こんなひどい状況にしないためにも、事前にしっかりと対策を練っておきましょう!
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予防
では、ヨトウムシの被害を防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。まず考えたいのが「予防」です。具体的には、目合い1㎜以下の防虫ネットを使用して侵入を防ぐのがおすすめです。
対策
次に、ヨトウムシが発生した時には、どのような対策を講じるのがいいでしょうか? ヨトウムシを見つけたら、以下の2つの方法で撃退するようにしましょう!
1.見つけ次第、捕殺する
ヨトウムシを発見したら、こまめに駆除しましょう。葉などを傷つけないように丁寧に手で取るのが一番です。
ヨトウガやハスモンヨトウの幼虫は、昼間は土中に潜っていることが多いです。そのため、株周辺を掘って見つけるのがポイントです。
2.農薬を使う
家庭菜園をしている方の中には「農家さんが使う農薬はできるだけ避けたい」という方も多いでしょう。そんな方は、以下の薬剤を使うのがおすすめです。
有機栽培でも使用されるもので、自然界にいる天然微生物の力で、害虫に効果を発揮するのが特徴です。よければ一度試してみてくださいね!
また、プロの農家さん向けの薬剤を使うのであれば、以下のような農薬があります。
ポイントは、薬剤への耐性が低い幼齢幼虫の段階で散布すること。特に葉っぱの裏側に寄生するので、葉の裏にまんべんなく薬剤がかかるようにしましょう。
また、これらの農薬を散布する際には、必ず他の系統とローテーションし、耐性の発達を抑えるように注意してくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか? ヨトウムシによる葉っぱの食害は、ブロッコリーを育てるうえでかなり厄介なものの一つです
まずは、防虫ネットなどで早めに対策を練っておくことが大事。そして、発生しやすい時期にはこまめに畑を見回るようにしてください。
一番の対策は、見つけ次第、駆除すること。それでも対策が追いつかないようであれば、早めの段階で農薬を使用するのも有効な手立ての一つでしょう。上手く対処して、ぜひ元気なブロッコリーを育ててくださいね!
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